10月10日に日本海と関東の南東海上を前線を伴った低気圧が発達しながら北上、11日には根室の東海上でひとつにまとまり（中心気圧980hPa）、さらに発達しながらカムチャツカ半島の南へ進んだ。
このため、後志地方では風が強まり、11日の日最大瞬間風速は小樽で23.8m/s(N)、寿都32.7m/s(NW)を記録した。
この影響で、住家半壊10棟の被害があった。
このほか、農耕地322の被害があり、水産被害額は2億3,112万円に上った。