自然災害と教訓
災害年表
〈災害年表〉 【】 札幌・岩見沢周辺の大雪(昭和53年節分豪雪)
[1978年2月3日〈昭和53年2月3日〉 –

2月2日から3日にかけて冬型の気圧配置となり、北西の風に乗って石狩湾の雪雲が札幌周辺に流れ込む状態が続いた。風向きは4日から5日にかけて徐々に西北西へと変わり、強い雪雲は4日は夕張方面、5日は岩見沢方面へと流れ込んだ。
各地の降雪量は、3日は札幌で44センチ、3日から4日にかけて夕張で54センチ、4日から5日にかけて岩見沢で70センチに達した。
3日午前6時半頃、普通列車が桑園駅で車体の下に雪が詰まって動けなくなったことをきっかけに昼前にかけて白石~桑園間の列車が完全にストップ、札幌を発着する列車に大きな影響があったほか、国道36号線では7~8キロの渋滞が発生、札幌市電も無ダイヤ状態となった。
札幌の積雪が3日午後3時には125センチを記録したことから、札幌市は自衛隊に災害派遣を要請、4日に陸上自衛隊第11師団が出動して、札幌市内の幹線道路の除排雪にあたった。
3日の千歳空港は全路線発着不能となり、空港では約400人が泊まり込んだ。
また、5日は岩見沢付近が大雪となったため、岩見沢駅では線路やポイントが雪に埋まり、午前2時頃から上下線とも不通となった。この影響で四本の夜行列車が岩見沢付近で8~9時間立ち往生し、国鉄が乗客約千人にパンや食料を配布する事態となった。
この大雪の影響で、国鉄の運休728本、バスは札幌市中心に全面運休(3日)、定期航空欠航104。倉庫一部破損1棟。
また、大雪後に小樽で屋根の雪下ろし中の女性が転落するなど落雪事故が4件発生、6名が負傷した。

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