自然災害と教訓
災害年表
〈災害年表〉 【】 登別集中豪雨
[1983年9月24日〈昭和58年9月24日〉 –

9月24日から25日にかけて、アムール川下流域付近の低気圧から南にのびる前線が日本海から北海道へ近づき、北海道には南東から暖かく湿った空気が流れ込んだ。 この影響で、24日夜から25日明け方にかけて登別市周辺で集中豪雨となった。 24日から25日の降水量は登別で509mm、白老で161㎜に達した一方、室蘭はわずか33㎜、苫小牧は20.5㎜、大滝は14mmにとどまった。 特に登別では、25日午前3時までの1時間に117㎜、午前4時までの1時間に126㎜という猛烈な雨が降り、25日の日降水量は417㎜に達した(登別では1時間降水量、日降水量とも観測史上1位の記録:2017年現在) この大雨により軽傷1名、家屋被害1,064棟の被害があった。 被害額は約91億9300万円。登別市に災害救助法が適用された。

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