自然災害と教訓
災害年表
〈災害年表〉 【】 1965年(昭和40年)の冷害
[1965年7月1日〈昭和40年7月1日〉 –

7月は前線の影響を受けることが多く、北日本・東日本では月平均気温は平年に比べて低くなった。特に7月下旬は顕著な低温となった。 7月~10月の平均気温は全般に平年より1℃ほど低くなった。 各地の値と平年差は稚内15.3℃(-0.7)、旭川15.8℃(-0.7)、札幌17.1℃(-0.7)、網走14.8℃(-0.9)、釧路14.1℃(-0.7)、帯広15.2℃(-0.8)、室蘭16.7℃(-0.6)、函館16.8℃(-0.9) また、9月の月降水量は観測史上1位の記録を以下の地点で更新した。 北見枝幸(357.2㎜)、札幌(480.5㎜)、岩見沢(344.6㎜)、小樽(333.2㎜)、寿都(376㎜)、倶知安(352.2㎜)、雄武(269.8㎜)、室蘭(386.7㎜)、苫小牧(511.9㎜)、函館(506.3㎜) このため、全道的に冷害となり、被害農家23,068戸、水稲41,380ha、被害額61億4609万円に達した。

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