8月31日に日本の南から関東付近に上陸したキティ台風は、東北地方を縦断し、9月1日朝には津軽海峡の西に達し、その後は北海道の日本海沿岸を北上、夜には間宮海峡に達した。
この影響で、暴風が吹き荒れた。
1日の最大風速は苫小牧24.1m/s(東南東)、倶知安23.3m/s(南東)、函館22.9m/s(東南東)、小樽15.5m/s(南西)など。
この影響で、全道で死者3名、行方不明1名、負傷者2名、家屋全・半壊7戸、非住家被害29戸、田畑冠水150haの被害があった。
また、小樽で船4隻が沈没した。
配電線の切断は無数で、リンゴの落果被害は187.5tに達した。