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自然災害と教訓
(災害年表)
(災害年表)
〈災害年表〉 【気象】 第2室戸台風(1961年)
[1961年9月16日〈昭和36年9月16日〉 – 全道,空知,石狩,後志,胆振,日高,渡島,檜山,上川,留萌,宗谷,オホーツク,十勝,釧路,根室]
昭和36年台風第18号(第2室戸台風)は9月16日に室戸岬付近を通過(中心気圧925hPa)後、近畿地方を縦断、夜には秋田沖に達した(中心気圧966hPa)。台風はその後勢力を弱めることなく北海道西海岸を北上、17日朝9時にはサハリン東方沖に達し(962hPa)、その後温帯低気圧に変わって北海道から遠ざかった。
最大瞬間風速は、江差41.5m/s(NW)、寿都32.6m/s(WNW)、稚内23.9m/s(W)などを記録。
最低気圧も江差で971.2hPaを記録した。
この影響で、暴風・強風により日本海側の海岸を中心に大きな被害があった。
死者3名、負傷者15名、全壊家屋36棟、流失17棟、半壊190棟、一部破損2,228棟、床上浸水34棟、床下浸水311棟の被害があり、さらに畑流失・埋没18、田畑浸冠水131,598ha、橋12、道路33、河川6カ所欠壊、汽船沈3、汽船乗り上げ1、漁船沈没8隻、漁船破損11隻・流失3隻・乗り上げ9隻の被害があった。
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