自然災害と教訓
災害年表
〈災害年表〉 【】 平成14年台風第21号
[2002年10月1日〈平成14年10月1日〉 –

台風第21号は10月1日の夜、神奈川県川崎市付近に上陸した後、関東・東北地方を縦断しながら速度を上げて北上、 10月2日6時頃に苫小牧市付近へ再上陸して道央を縦断、日本海北部で温帯低気圧に変わった。 1日から2日の降水量は広尾で198㎜に達したほかは、全般に100㎜以下であり、雨の影響は比較的小さかった。 一方、最大瞬間風速は浦河で44.7m/s(E)を記録したほか、釧路38.7m/s(SSE)、広尾35.5m/s(ESE)、帯広32.3m/s(SE)、札幌32.2m/s(SW)、留萌33.1m/s(WSW)など、各地で30メートル以上の突風を記録するなど、全道的に暴風が吹き荒れ、大荒れの天気となった。 この影響で、11名が負傷(重傷1名、軽傷10名)した。 また住家は一部破損128棟、床上浸水6棟、床下浸水29棟の被害があった。 被害総額は71億300万円。

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