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自然災害と教訓
(災害年表)
(災害年表)
〈災害年表〉 【気象】 発達した低気圧の停滞による暴風・大雨・暴風雪災害
[1935年4月30日〈昭和10年4月30日〉 – 全道,空知,石狩,後志,余市町,胆振,日高,渡島,檜山,上川,留萌,宗谷,オホーツク,斜里町,十勝,釧路,釧路市,厚岸町,根室]
4月30日に低気圧が関東の東海上から急速に発達しながら北上、夜には釧路付近に達し、5月1日朝6時には紋別付近に達し(中心気圧約970hPa)、夜にかけてゆっくり道東方面を南東進、2日には千島方面へ進んだ。このため、北海道は2日から3日にかけて冬型の気圧配置となった。
この影響で、釧路で橋流失1カ所、浸水家屋5戸、厚岸で家屋破損35戸、船大破3隻、日高管内で堤防の欠壊や畑の浸水、余市で浸水家屋数百戸、斜里から小清水にかけての猿間川流域では田畑浸水300ha、道路・堤防各1カ所、木材流失500石の被害があった。
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