- ホーム
- 自然災害と教訓
自然災害と教訓
(災害年表)
(災害年表)
〈災害年表〉 【気象】 台風による大雨災害
[1935年8月27日〈昭和10年8月27日〉 – 全道,空知,石狩,後志,胆振,日高,渡島,檜山,上川,留萌,宗谷,オホーツク,十勝,釧路,根室]
8月27日に沖縄方面を北上した台風は、28日には九州付近に達し、29日朝には神戸付近に上陸、近畿地方から北陸、東北方面を通過、30日朝には釧路・根室付近に達して、千島方面へ抜けた。
8月下旬より連日降雨に続く「雨台風」の襲来により、日高や道東地方で大雨による洪水被害、日高・十勝沿岸に高波被害があった。
29日~30日の降水量は帯広137.5mm、網走125.9mm(30日の106.6mmは8月史上1位)、浦河93.3mm。
水害の大きかった区域は空知・日高・十勝・網走の4支庁、45町村にのぼる。
死者14名、家屋7,443戸のうち浸水被害2,074戸。被害額は430万6千円に達した。
関連メディア
- なし
関連資料
- なし