[1962年6月29日〈昭和37年6月29日〉 –
上川,
十勝]
6月29日午後10時40頃、中央火口丘南側の湯沼付近から噴火。
この噴火に伴う噴石が大正火口縁にあった硫黄鉱山事務所を直撃し、死者5名、負傷者11名を出した。
さらに翌30日午前2時45分頃にはさらに規模の大きな噴火が発生。火山弾、火山灰を多量に噴出し、噴煙が高さ12000mに達した。
この噴火に伴う降灰は知床から南千島方面まで達した。
また、新得町のトムラウシ地区では降灰と火山ガスの危険のため、住民が避難した。
新得町に災害救助法が適用となった。