自然災害と教訓
災害年表
〈災害年表〉 【】 1964年(昭和39年)の冷害
[1964年4月1日〈昭和39年4月1日〉 –

1964年(昭和39年)は、6月から10月にかけて北日本では気温の低い状態が続き、特に9月から10月にかけては、北海道では月平均気温が2か月連続で平年に比べてかなり低くなるなど、顕著な低温となった。また、併せて多雨・寡照となることも多く、特に北海道では、4月、6月には月降水量は平年に比べてかなり多くなり、7月から8月にかけては月間日照時間は2か月連続で平年に比べてかなり少なくなった。
※4月と6月は低気圧の影響、7月と8月はオホーツク海高気圧の影響
8月の日照時間がそれまでの観測史上最少を更新したところ、留萌87.8h、岩見沢85.6h、寿都85h、帯広49.8h、室蘭 55.4h、苫小牧60.6h。
この影響で全道的に冷害となり、被害農家154,473戸、水稲200,669ha、水稲被害額324億6030万円、畑作物561,128ha、畑作被害額248億1825万円、被害額計522億7855万円。

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