発生が切迫しているといわれている #日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震 と最大クラスの津波から命を守るためには、地域住民の皆様お一人お一人に地震の仕組みや津波からの早期避難の重要性など、正しい知識を身に付け、いざという時に迅速かつ的確な避難や適切な行動をとっていただくことが何よりも重要です。
このため、道では、津波からの避難意識の向上のための啓発教材用動画「津波からいのちを守るために ~早期避難と呼び掛けの重要性~」を作成し、本日からYouTube「 #北海道総務部危機対策局危機対策課チャンネル 」でインターネット配信を開始しました。
動画は、昨年7月に道が公表した「日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震の被害想定」を地域住民の皆様に「自分ごと」として身近に感じるとともに、冷静に受け止め「正しく恐れる」ことができるよう、津波避難対策特別強化地域に指定された39市町毎に津波による海面変動をシミュレーションしたCGや、Googleearthに津波浸水ハザードマップを重ね、さらに各市町の庁舎やシンボル的な建物などの浸水イメージ画像を取り込むなど、工夫しながら紹介しています。
また、津波から難を逃れたとしても、本道の積雪寒冷地特有の課題として低体温症のリスクがあることから、有識者からの助言を踏まえたこれらへの備えや対処方法についても紹介しています。
皆様には、ぜひ動画をご視聴いただき、次の5つのポイントを覚えて、確実に行動できるよう日頃から事前の備えと心構えをお持ちいただきますようお願いします。
<津波から命を守るための5つのポイント>
①率先して避難する(指示を待たない、声をかける)
②いち早く海や川から離れ高台や避難ビルなどの安全な場所に避難する
③避難するときは、自動販売機やブロック塀、電柱などの倒れやすい物から離れる
④津波警報が解除されるまで避難場所から離れない
⑤冬期の積雪や凍結、吹雪などを想定し、日頃から防寒対策や避難方法を確認する
プラスワン~低体温症を防ぐために~
・濡れた衣服はすぐに着替える
・冷たい壁や床を避けるため段ボールベッドや寝袋を活用する
・体温を下げないよう、保温、加温に留意し、食事(できれば温かいもの)を摂る
・屋外で孤立した場合は、雨風を避ける場所に身を寄せ、できるだけ屋内に避難することを考える
※動画は、6地域毎に作成し、各編とも約15分半です。
渡島 https://youtu.be/_jgN_QBOpGU
胆振 https://youtu.be/1Q4e6gUaWtM
日高 https://youtu.be/UJep_y0sjYg
十勝 https://youtu.be/bIe7KgMwrHg
釧路 https://youtu.be/SEQnkJNU0dc
根室 https://youtu.be/LjdPl9CNE6k
また、YouTube「北海道総務部危機対策局危機対策課チャンネル(https://www.youtube.com/@user-hm1ez7im7v)からアクセスすることもできます。
(できれば、この機会にチャンネル登録もお願いします!)