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自然災害と教訓
(災害年表)
(災害年表)
〈災害年表〉 【気象】 大雨
[1997年8月3日〈平成9年8月3日〉 – 全道,空知,石狩,後志,胆振,日高,渡島,檜山,上川,留萌,宗谷,オホーツク,十勝,釧路,根室]
8月3日から5日にかけて北海道付近に前線が停滞し、前線上の低気圧が次々に通過した。 また、8月9日から13日にかけても北海道付近に前線が停滞、前線上の低気圧が北海道を通過した。 このため、北海道は各地で連日のようにまとまった雨となった。函館は8月8日から6日連続で20㎜以上の降水を観測。福島町千軒では8月9日から10日にかけて202㎜の降水を観測した。檜山地方も5日と9日には80㎜前後の降水を観測。室蘭は9日から10日にかけて109.5㎜の降水を観測した上、12日には再び83.5㎜の大雨となった。日高地方では静内で9日と11日に90㎜を超える降水を記録、上川地方では4日から5日にかけて音威子府で108㎜、10日と12日にも占冠で70㎜前後の降水となった。十勝地方でも10日と12日は広く50~80㎜と降水量が多くなった。 このように、8月3日ごろから13日ごろにかけて、道内各地で大雨が続いたことから、家屋371棟に被害があり、被害総額は約223億1633万円に達した。
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