自然災害と教訓
災害年表
〈災害年表〉 【】 1968年十勝沖地震
[1968年5月16日〈昭和43年5月16日〉 –

5月16日午前9時48分53秒、襟裳岬南南東沖120kmの三陸はるか沖を震源とするM7.9の地震が発生した。 震源の深さは0kmとごく浅く、震度5の強い揺れを函館市 苫小牧市 浦河町 広尾町で観測した。 この地震により、死者2名、負傷者133名、住家全半壊515棟の被害があり、津波により24棟が床上浸水した。 土木被害額13億1991万円、商工業被害額9億5106万円、農業、水産、林業衛生、文教施設等にも被害があり、被害額計は118億4183万円に達した。 速報では、十勝沖を震源とされたことから「十勝沖地震」と命名されている。 また、同日午後7時39分には浦河の南海上でM7.5の余震があり、広尾と浦河で震度5を記録している。

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