自然災害と教訓
災害年表
〈災害年表〉 【】 羽幌町の竜巻災害
[1971年10月17日〈昭和46年10月17日〉 –

10月16日夜から17日朝にかけて、低気圧が沿海州からオホーツク海中部へ進み、伴う寒冷前線が北海道を通過した。このため、大気の状態が不安定となった。 羽幌町では午前5時頃に、市街地で竜巻が発生。南町から南6条1丁目にかけて幅10~30m、長さ1~1.5kmに渡って移動した。(スケールはF2) このため、羽幌町オロロン会インドアゴルフ場が全壊、道立羽幌病院長住宅の屋根や羽幌高校校舎の屋根がはがされるなど住家全壊5棟、半壊14棟、一部損壊24棟の被害があった。 羽幌測候所では午前5時25分に最大瞬間風速26.6メートルを記録した。 羽幌で竜巻が観測されたのは、大正14年の羽幌測候所開設以来初。

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