4月8日は低気圧が日本海で急速に発達しながら北東に進み、9日には宗谷海峡付近を通過、オホーツク海中部へ進んだ。低気圧の中心付近が通過した南樺太の大泊では9日14時に972hPaを記録した。 このため、道内は南または西寄りの風が広範囲で強く吹いた。この影響で、ニシン漁に出ていた漁船の遭難が相次ぎ、行方不明者は浦河で6名、余市で13名に達した。沿岸の漁場の被害も大きかった。