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自然災害と教訓
(災害年表)
(災害年表)
〈災害年表〉 【気象】 発達した低気圧による暴風雪
[1928年4月23日〈昭和3年4月23日〉 – 全道,空知,石狩,後志,胆振,日高,渡島,檜山,上川,留萌,宗谷,オホーツク,十勝,釧路,根室]
4月23日には発達した低気圧が三陸沖から根室沖に進んだ(中心気圧約970hPa)。
このため、道内では北または東寄りの風が強まり、大荒れの天気となった。
網走沿岸では暴風や高波により33隻の船舶が遭難、死者6名、行方不明2名を出した。
その他、多くの被害があり、損害4,900円に達した。
また、根室地方では雪崩が多数発生したほか、電信・電話の被害も多く、沿岸では発動機船7隻、漁船10隻が遭難、行方不明35名に達した。
後志でも古平湾内で発動機船6隻が遭難した。
宗谷では、猿払村で漁船が遭難し、3名が水死した。
上川では、旭川方面で24日朝にかけて24㎝の積雪を記録した。
函館沿岸では汽船2隻が沈没、はしけ22隻が破損した。
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