9月3日に東シナ海を北上した台風は、4日には対馬海峡から日本海へ進み、5日は温帯低気圧に変わりながら東北地方を通過、6日は襟裳岬の南から択捉島付近へと進んだ。 函館では4日~6日にかけて84.5mmの大雨となった。 この大雨の影響で駒ヶ岳の噴出物が崩壊・流下し、砂原(森町)では、家屋全壊2戸、同流失5戸、同浸水15戸、同埋没11戸の被害が出た。このほか、農作物の埋没11ha、道路同4カ所、橋破損2カ所の被害があった。