[1938年1月26日〈昭和13年1月26日〉 –
後志,
小樽市]
1月25日に日本海を低気圧が急速に発達しながら北上、26日朝6時には積丹半島付近に達し(中心気圧978hPa)、北海道を横断して夜6時には千島中部へ進んだ。(中心気圧970hPa)
このため道内は全般に低気圧通過直後から急激に北または西寄りの風が強まり、大荒れの天気となった。
最大風速は寿都で32.2m/s(北北西:1月史上3位)、浦河で27.4m/s(西北西)、札幌で20.4m/s(北西)を記録した。
この影響で、小樽では銭函沖合で汽船が沈没、31名が水死した。