[1945年12月18日〈昭和20年12月18日〉 –
後志,
寿都町,
宗谷,
枝幸町]
12月18日の朝には檜山沖と根室付近に発達した低気圧が進み、夜にかけてひとつにまとまって千島の東海上へ達した。このため、北海道付近は西から冬型の気圧配置が強まった。
最大風速は北見枝幸で22.8m/s(北東・12月史上1位)を記録した。
枝幸地方では高潮(高波)が襲来し、停電。通信・交通機関も全面断絶し、倒壊家屋1、破壊2戸、発動機船流失、沈没3、破損27、木船流失7隻、その他破損により被害額は計441,500円に達した。
また、寿都地方でも家屋2棟が倒壊、発動機船3隻が転覆、漁船流失10隻の被害があった。