9月7日に台湾付近を通過して華南に達した台風は、8日には停滞前線と一体化して温帯低気圧に変わり、朝鮮半島付近に北上、9日は再発達しながら日本海を北東に進んで宗谷海峡の西に達した。 このため、日本海側は北部を中心に大荒れとなった。最大風速は稚内で22.3m/s(南西)を記録した。 この影響で宗谷地方では漁船の遭難が多く、7名が亡くなった。