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自然災害と教訓
(災害年表)
(災害年表)
〈災害年表〉 【気象】 暴風・高波災害
[1952年10月21日〈昭和27年10月21日〉 – オホーツク,網走市,十勝,釧路,根室]
10月21日はオホーツク海中部を進んだ低気圧から南にのびる寒冷前線が北海道を通過、22日は別の低気圧が日本海から急速に発達しながら北海道に近づき、夜にかけて北海道を通過、網走沖へ抜けた(中心気圧988hPa)
このため、全道的に大荒れの天気となり、最大風速は22日:江差26.4m/s(NW:10月史上3位)、寿都24.1m/s、北見枝幸20.5m/s、稚内と浦河19.9m/s、室蘭18.0m/s。23日:網走22.3m/s(NNW:10月史上3位)、根室21.1m/sなど。
この影響で、道東方面では高潮が発生、漁船の転覆、家屋の倒壊、浸水被害が多数あった。
網走管内では鮭・鱒の定置網の被害額のみでも10億円に達する大被害があった。
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