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自然災害と教訓
(災害年表)
(災害年表)
〈災害年表〉 【気象】 発達した低気圧(メイストーム)による暴風
[1954年5月9日〈昭和29年5月9日〉 – 全道,空知,石狩,後志,胆振,日高,渡島,檜山,上川,留萌,宗谷,オホーツク,十勝,釧路,根室]
5月9日に日本海で急速に発達した低気圧(中心気圧は9時988hPa→21時970hPa)が、檜山の西海上へ進み、9日深夜から10日早朝にかけて北海道を通過、10日朝9時には択捉島の北に達し、中心気圧は952hPaまで低下した。
最大瞬間風速は網走で31.7m/s(WNW:5月史上1位)
この影響で、戦後最大といわれる大きな被害を生じた。
全道で死者26名、負傷者69名、行方不明390名、家屋の全壊301戸、半壊474戸、船舶沈没51隻、船舶不明24隻、同座礁8隻、同破船212隻の被害があった。
さらに、田畑冠水57ha、温床苗代被害8.7haの被害があった。
道東沖ではサケマス漁船の沈没が28隻に達した。
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