自然災害と教訓
災害年表
〈災害年表〉 【】 低気圧と停滞前線による局地的大雨(函館)
[1965年9月4日〈昭和40年9月4日〉 –

9月4日は、日本海北部に低気圧が停滞し、伴う前線が渡島半島にかかった。低気圧は5日から7日にかけて停滞し、渡島半島は気圧の谷の中に入った状態が続いた。
このため、渡島半島では4日は局地的な大雨となり、函館で128.1㎜(時間最大35㎜)の降水を記録した。また、函館では7日にも時間最大36.2㎜の激しい雨を記録した(7日の日降水量は47.1㎜)。
※9月4日の日降水量は9月観測史上1位の記録(2018年現在)
この大雨の影響で、死者1名、負傷者5名、全半壊2戸、床上浸水1,203戸、床下浸水5,496戸の被害があった。
さらに農業や土木、商工、文教等にも被害があり、被害額計は3億2733万円となった。
災害救助法が函館市に適用された。

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