自然災害と教訓
災害年表
〈災害年表〉 【】 平成28年(2016年)8月の大雨等災害について
[2016年8月30日 –

概要

h28suigaitennki平成28年(2016年)の8月は、わずか半月余りの間に北海道へ5つの台風が接近・上陸しました。過去に経験のない度重なる台風の接近・上陸の影響により、道内各地で記録的な大雨となり、河川のはん濫や土砂災害が発生したほか、暴風による被害も発生しました。

特に被害が大きかったのは、8月30日に東北地方の太平洋側に上陸し、渡島半島をかすめて日本海へ抜けた台風10号です。十勝地方や上川地方では住家の床上浸水・床下浸水が数多く発生、渡島地方では暴風により住家の損壊が相次ぎました。

特に南富良野町では31日の明け方に空知川の堤防が決壊し、市街地等が広く浸水したほか、清水町ではペケレベツ川が氾濫し、民家が流されるなど大きな被害がありました。また、新得町や大樹町では流失した橋から車が転落し、2名が亡くなりました。

このほか日勝峠は各所で道路が損壊、JRも新得町内で鉄橋が流され、断水や停電の発生など、社会に大きな影響をもたらしました。

経験談

h28suigai災害ののち、被災地域では「まさかあの川が氾濫するとは」「まさか避難することになるとは」などの声が多く聞かれましたが、災害はいつやってくるかわかりません。

いざというときに「まさか」と思うことがないよう、道民の皆さんに災害に対する意識を高めていただくため、道では平成29年7月に南富良野町、新得町、清水町で被災した方々の協力を得て、啓発動画「まさかは必ずやってくる」を作成し、道内放送局の協力により随時放映し、広く防災を呼びかけました。

今回、この啓発動画に出演していただいた方々に、災害時に体験したことをお話いただきましたので、以下でご紹介いたします。

北海道で暮らす私たちは、この災害を教訓として長く語り継ぎながら、いつか必ず来る次の災害への意識を高め、自らの命を守り、大切な人を助けるために、できることから取り組んでいきましょう。

南富良野町 佐崎こずえさん

南富良野町 服部 理沙さん

南富良野町 宮森 宣行さん

南富良野町 伊藤ひろみさん

南富良野町 松村ケイ子さん

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南富良野町 福田 博之さん

南富良野町 佐藤 圭子さん

南富良野町 後藤 治子さん

清水町 境野英子さん

清水町 境野恭照さん

清水町 岩田 宏さん

清水町 郷原宣道さん

清水町 榊 敏子さん

清水町 土門 勲さん

清水町 秋島由貴さん

清水町 石川秀範さん

新得町 柴田信昭さん

新得町 大澤 恵さん

新得町 太田忠三さん

新得町 津田忠雄さん

新得町 丹羽鶴松さん

 
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