自然災害と教訓
史跡
〈史跡〉 【】 気象関係史跡(増毛町)


● 列車遭難之碑

名称

列車遭難之碑

存在住所

阿分

碑文の概要または災害痕跡の概要

元阿分福祉会館の側に建つ。昭和21年に起きた信砂鉄橋における列車事故の被害者を供養するために建てられた。同年3月14日19時過ぎ予定より遅れて礼受駅を出発した列車が阿分を過ぎた後吹雪にあい、吹き溜まりに突っ込み運転不能になる。付近住民の協力により排雪を行い出発したところ、信砂川鉄橋上を通過した際、最後尾の車両が脱線して川へ転落、旅客が死傷した。死亡旅客17人、負傷旅客67人の犠牲者を出した。

多数の中学生が亡くなった。

建立年

不明

備考

新増毛町史引用(P899、P1166)

 

● 殉難の碑

名称

殉難の碑

存在住所

信砂御料チャチャ沢

碑文の概要または災害痕跡の概要

昭和23年3月6日午前2時頃、原田木材の経営する冬山造林飯場で、雪崩により就眠中の人夫19名が生き埋めとなり、18名死亡。9名の町内出身者とその他苫前・幌糠からの者が含まれ、碑は被害者を供養する目的で関係者の手により同年7月に建立された。

建立年

昭和23年7月

備考

新増毛町史引用(P295、P895、P1166)

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