自然災害と教訓
史跡
〈史跡〉 【】 気象関係史跡(えりも町)


名称

震嘯罹災記念

存在住所

字えりも岬、字庶野

存在緯度・経度

北緯41.56.7 東経143.14.31(えりも岬)

碑文の概要または災害痕跡の概要

(表)震嘯罹災記念 北海道廰長官正四位勲三等佐上信一著

(横)地震海鳴りそら津浪

昭和8年3月3日未明、三陸沖で発生した地震による津波が幌泉村を襲い、えりも岬地区、庶野地区を中心に大きな被害が生じた。

 津波は地震発生後30分間の間隔をおいて3回来襲し、3回目には、その波高は14.2mにも達し、死者13名、負傷者56名、家・建物の倒壊90棟など総額34万円(現在だと約20億円)の被害があった。

この碑は被害の生じた町村へ分配された義援金の残額を使って建立され、地震の恐ろしさを後世に伝えている。

なお、庶野地区の碑は倒壊の恐れがあったため平成九年に整備された。

建立年

昭和8年(1933年)

災害碑写真

 

備考

 
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