東日本大震災から13年

2011年3月11日午後2時46分、三陸沖を震源とする大地震が発生しました。

平成23年東北地方太平洋沖地震、いわゆる「東日本大震災」です。

 

 地震の規模を示すマグニチュードは9.0、最大震度7は、日本国内観測史上最大規模の地震であり、また、この地震により大津波が発生し、遡上高(陸地の斜面を駆け上がった津波の高さ)は、国内観測史上最大となる40.5mが観測され、青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉の6県62市町村が浸水し、その面積の合計は561平方キロメートルであり山手線の内側の面積の約9倍にあたります。

 

 甚大な被害をもたらした、この東日本大震災から13年が経ちました。

 

このたびの能登半島地震でも震度7が観測され、多くの家屋の倒壊や道路の寸断などが発生するとともに、日本海地域沿岸の広範囲で津波が観測され、早いところではわずか1分で津波が襲来し浸水被害をもたらしました。

地震や津波など災害はいつどこで発生するか分かりません。

 

こうした災害から自らの身を守るためには、皆様お一人お一人が過去の災害から得られる教訓に学び、正しい知識と心構えを身に付けるとともに、日頃から災害に対する備えと心構えがとても大切です。

 

 道では、発生が切迫しているとされる日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震と最大クラスの津波から命を守るため、啓発動画「津波からいのちを守るために~早期避難と呼び掛けの重要性~」を作成し、YouTube「 #北海道総務部危機対策局危機対策課チャンネル 」でインターネット配信していますので、ぜひご視聴いただき、5つのポイントを確実に覚えて行動できるようにしましょう。

 

改めまして、この機会に、災害を「自分事」として捉え、災害への備えの重要性の認識を深めていただきますようお願いします。

 

<津波から命を守るための5つのポイント>

①率先して避難する(指示を待たない、声をかける)

②いち早く海や川から離れ高台や避難ビルなどの安全な場所に避難する

③避難するときは、自動販売機やブロック塀、電柱などの倒れやすい物から離れる

④津波警報が解除されるまで避難場所から離れない

⑤冬期の積雪や凍結、吹雪などを想定し、日頃から防寒対策や避難方法を確認する

 

<動画配信>

※太平洋沿岸の6地域毎に作成し、各編とも約15分半です。

渡島 https://youtu.be/pWJK_ycUMq8 

胆振 https://youtu.be/1Q4e6gUaWtM

日高 https://youtu.be/UJep_y0sjYg

十勝 https://youtu.be/bIe7KgMwrHg

釧路 https://youtu.be/SEQnkJNU0dc

根室 https://youtu.be/LjdPl9CNE6k

※YouTube「北海道総務部危機対策局危機対策課チャンネル」からアクセスすることもできます。この機会にチャンネル登録もお願いします!

URL https://www.youtube.com/@user-hm1ez7im7v

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