来る12月16日(土)、巨大地震対策オンライン講演会が気象庁、(一財)気象業務支援センター、緊急地震速報利用者協議会の主催し、ライブ配信(Zoom)により開催されます。
12年前の3月に起きたMw9.0の東日本第震災は衝撃的な出来事でしたが、
注目すべきは、その2日前にMw7.3の地震が東北地方を襲った後だったということ、
大地震が起きたその後に更に大規模な地震が発生した事例です。
こうした「後発地震」は必ず発生するものではありませんが、
日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震の想定震源域とその周辺で、Mw7クラス以上の地震が発生し巨大地震発生の可能性が高まった場合に、後発地震への注意を促す「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が令和4年12月より発信されるようになりました。
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」の運用が開始されてちょうど1年を迎えるこの機会に、改めて地震や津波について正しく理解していただき、いざという時に気象庁から発信される様々な情報を有効に活用できるよう開催されるもので、第一線の専門家である気象庁職員、大学教授、宮城県職員が講師として解説が行われます。
オンライン(Zoom)により視聴が可能で、講演会終了後は、アーカイブ配信(YouTube)もなされますので、ご興味のある方はぜひご視聴ください。
開催概要
〇日時
ライブ配信:令和5年12月16日(土) 13時30分~16時00分
アーカイブ配信:令和6年1月から1年程度
〇主催
気象庁、(一財)気象業務支援センター、緊急地震速報利用者協議会
〇後援(予定)
内閣府政策統括官(防災担当)、(一財)全日本ろうあ連盟、地球ウォッチャーズ-気象友の会-
〇事前登録方法
ライブ配信はZoomにより行われます。参加には事前登録が必要です。
先着順で受付し、定員に達し次第締め切られます。下記URL(外部サイト)より必要事項を記入の上、お申し込みください。
https://zoom.us/webinar/register/WN_xQ9tNmxFTX2Oe0T53eBF9w#/registration
※登録後、記入されたメールアドレスに当日参加のために必要なURLが下記事務委託先のメールアドレスから届きます。
※ライブ配信では各講演の後にZoomのチャット機能を活用した質疑応答を行います。
※登録されていれば、途中参加は可能です。
〇定員
ライブ配信:1,000名(事前登録制)無料
アーカイブ配信:どなたでも視聴可能
〇講演題目等
第1講座「地震・津波の基礎知識と気象庁の情報」
束田 進也 気象庁地震火山部地震火山技術・調査課長
第2講座「津波災害の実態と現在に向けての取組」
今村 文彦 東北大学災害科学国際研究所教授
第3講座「長周期地震動のメカニズムと高層建築の対策」
久田 嘉章 工学院大学建築学部教授
第4講座「巨大地震・津波の被害想定と必要な備え・行動」
大内 伸 宮城県復興・危機管理部防災推進課長
〇参加費
無料