道では、毎年度、北海道地域防災計画に基づき、北海道防災会議(会長 北海道知事)が主唱する♯北海道防災総合訓練を実施しており、この度、後期訓練を12月19日(火)に十勝総合振興局管内4町で実施します。
(前期訓練は、10月に日高管内で実施しました。)
※過去に実施した道防災総合訓練の概要はこちら
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/ktk/kts/71022.html
本訓練は、厳冬期において、十勝沖を震源とするマグニチュード8を超える地震の発生に伴い、大規模停電や太平洋沿岸地域に♯大津波が発生するという訓練想定の下、道と地元4町のほか約30機関が連携・協力しながら、情報伝達訓練や避難訓練、避難所運営訓練を実施するほか、大樹町の歴舟地域コミュニティセンターの屋内外で、関係機関のご協力により、防災関係車両や装備等の資機材の展示を行うこととしています。
今回の訓練では、外国人居住者の避難支援に重点を置き、避難所受付において外国人の方と電話による通訳を介した受け答えを行うという初の試みに取り組みます。
また、ドローンを活用した被災状況の確認及び映像伝送を実施するほか、一部避難者にGPSを携帯してもらい、避難行動を測定・記録し、後日、データを検証・分析することで防災対策に活用するといったことも予定しています。
なお、訓練当日に道内において気象等の特別警報が発表されたり、大規模な災害が発生し、またはそのおそれがある場合等は、中止する場合がありますので、参加を予定されている方は、天気の動向等に注目いただくとともに、道や町が発表する情報にもご注意ください。また、避難に当たっては、お足元にくれぐれもお気を付けください。
道としては、こうした訓練を通じて、災害対応業務の習熟や防災関係機関相互の円滑な連携・協力関係の構築、さらに新たな課題の発見と改善事項の訓練への反映などを繰り返しながら、引き続き、住民の皆さまの防災意識の向上と本道の災害対応力の強化に取り組んでいきます。
【令和5年度北海道防災総合訓練(後期)の概要】
1 日程、会場
令和5年12月19日(火)午前10時00分~午後2時30分まで
十勝総合振興局管内4町
メイン会場:大樹町
一般会場 :広尾町、幕別町、豊頃町
2 主な訓練項目
情報伝達訓練、避難訓練、避難所運営訓練
3 参加機関(33機関)
公的機関12機関、民間企業等21社
<掲載写真>