台風・大雨から身を守るために
ここ数年、台風や梅雨前線の影響による大きな被害が全国各地で毎年のように発生しています。これから暑くなるにつれ熱中症対策が必要となる時期ですが、同時に台風や大雨シーズンの到来でもありますので、日ごろからの備えが大切です。
まずはハザードマップなどをご確認いただき、自宅や職場のある場所が、大雨や 洪水による浸水害や土砂災害などが発生するおそれがある場所か確認しましょう。次に、災害リスクがある場合には、避難所や安全な親戚のお宅など、いざというときに何処に避難するか、避難経路と併せて確認しましょう。
実際に台風の接近など大雨が見込まれる場合には、気象台が早い段階から気象情報を発表し、警戒を呼びかけます。そのため、まずはテレビやラジオなどの気象情報に日頃から注意を払って、身を守るために活用しましょう。また、市町村で避難情報を発令して避難が呼びかけられた場合は早めの避難を心がけましょう。市町村からの避難情報は、レベル3が「高齢者等避難」、レベル4が「避難指示」、レベル5が「緊急安全確保」となっています。
衣類や携帯電話の充電器や予備電池等、避難するときに持って行くものを予め用意しておくといった「備え」がスムーズな避難行動につながるので、必要な持ち物を予めイメージして準備しておきましょう。